ANAアメックスゴールドは、マイルの還元率が1%と高くANAの航空券購入時は最大3%まで上げることができるので、ANAマイル貯めやすいカードとなっています。
そんなANAマイルよりも認知度が低いANAスカイコインというものがありますが、実は時期や使い方でANAマイルよりもお得に旅行を楽しめます。
ANAスカイコインは、人気路線や繁忙期に航空券が取れなくても、空席があれば確実に予約することができ、さらにマイルやスカイコインを交換する際は還元率が最大1.7%まで上がるなどかなりメリットが大きいです。
しかし、ANAマイルよりも知名度は少ないため、
ANAスカイコインって何?使い道はあるの?
と思っている方は多いといえます。
この記事では、ANAアメックスゴールドのスカイコインの貯め方や使い方について詳しく解説します。
ブログ著者の紹介
『初めてマイル』を運営している「にゃも☆」です。
お得に旅行するにはどうすればいいの?を考え続けて10年。
クレカに貯まったポイントで飛行機に乗るのはもちろん、ポイント宿泊だけでハワイに16泊したりとしっかり使いこなす行動派です。
去年は1年のうち3ヶ月海外旅行をして過ごしました。
そんな僕のプロフィールはこちらです。
よく聞かれる旅行におすすめなクレジットカードはこちらをご覧ください。
ANAアメックスゴールドのスカイコインとは?
ANAアメックスゴールドのスカイコインとは、ANA航空券やANAのツアー旅行などのANAが提供する対象商品のみに使える電子クーポンです。
交換レートは1マイル=1コインで、10コイン(10円相当)単位から商品を購入できます。
ANAマイルやセゾンカードやJCBポイントといった他社のポイントからの交換も可能なので、普段利用しているお店でANAスカイコインをよりお得に貯められます。
ANAスカイコインが利用できるところは以下の通りです。
- 国内線航空券の予約
- 国際線航空券の予約
- 国内旅行ツアー
- 海外旅行ツアー
- 航空券の燃油サーチャージ代
- 高級ホテルの予約
ANAスカイコインが利用できる対象者
ANAアメックスゴールドのスカイコインが利用できる対象者は以下の通りです。
- 本人が旅行の代表者の場合
- 配偶者が二親等いないの家族が旅行の代表者の場合
旅行の代表者が、自分から見て家族である必要があります。
しかし、御身内の誰かが代表者になれば、自分が旅行に行かなくても旅行に利用することができます。
ANAスカイコインの有効期限
ANAアメックスゴールドのスカイコインの有効期限は、付与されてから12ヶ月後の末日までです。
有効期限を過ぎると利用できなくなるので、注意しましょう。
ANAアメックスゴールドのスカイコインとANAマイルの違い
ANAにはANAスカイコインとANAマイルの2つのポイント制度があり、それぞれ使い道や貯め方、有効期限など大きな違いがあります。
そこでANAアメックスゴールドのスカイコインとANAマイルの違いを表にまとめてみました。
ANAスカイコイン | ANAマイル | |
---|---|---|
使い方 | 1コイン=1円で航空券や旅行商品に使える | 6,000マイル以上から特典航空券交換可能 |
貯め方 | ANAマイルや提携ショップから貯められる | フライトや提携ポイントから貯められる |
有効期限 | 1年 | 3年 |
航空券の予約のしやすさ | 予約しやすい | 予約しにくい |
ANAスカイコインはANAの国内線・国際線刻空券や旅行商品に限られていますが、ANAマイルは国内線・国際線の特典航空券をはじめ、ANAショッピングでの買い物やホテル、レストランの利用などの支払いや特典で利用できます。
また、貯め方にも違いがあり、ANAスカイコインはマイルや各種ポイントからの交換可能で、「WOWOW」などの提携サービスの利用でも貯めることができます。
一方ANAマイルは、フライトやホテル宿泊、ANAと提携するネットショップ、スーパーやコンビニでの買い物などANAスカイコインよりも幅広い方法で貯められます。
特に飛行機をあまり利用しない陸マイラーにとって、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに替えられるのはかなりメリットですね!
ANAアメックスゴールドのスカイコインの貯め方
ANAアメックスゴールドのスカイコインを貯める方法は3つあります。
- マイルから交換する
- 他社のポイントから交換する
- 提携ショップを利用する
以下では、3つの方法を利用してANAスカイコインを効率的に貯める方法を解説します。
マイルから交換する
効率良くANAアメックスゴールドのスカイコインを貯める方法は、ANAマイルからANAスカイコインへ交換する方法です。
基本的に1マイル=1コインで交換可能ですが、10,000マイル以上で交換する場合、交換するマイル数や会員ステータス、所有しているANAカードの種類に応じて交換率が1.2倍~1.7倍に変動します。
ANAカード | ・ダイヤモンド ・プラチナ ・ブロンド | ・スーパーフライヤーズ ・プレミアム ・ゴールド | ・ワイド ・一般カード | マイレージクラブ会員 |
---|---|---|---|---|
交換マイル数 | 交換コイン数 | |||
1〜9999マイル | 1~9,999(1倍) | |||
1万マイル | 1.3万(1.3倍) | 1.2万(1.2倍) | ||
2万マイル | 2.8万(1.4倍) | 2.6万(1.3倍) | 2.4万(1.2倍) | |
3万マイル | 4.5万(1.5倍) | 4.2万(1.4倍) | 3.6万(1.2倍) | |
4万マイル | 6.4万(1.6倍) | 6万(1.5倍) | 4.8万(1.2倍) | |
5万マイル〜20万マイル | 8.5万〜34万(1.7倍) | 8万〜32万(1.6倍) | 7.5万〜30万(1.5倍) | 6万〜24万(1.2倍) |
50,000マイル以上交換する場合は還元率が最大1.7%になりますが、条件としてANAの上級会員になる必要があります。
一つの案として、所有しやすいANAの一般カードやワイドカードを発行して還元率を1.5%まで上げてからマイルをANAスカイコインへ交換するのがおすすめです。
また、ANAカードを新規で発行する際は、ANAが提携している「マイ友プログラム」への登録をおすすめします。
現在、マイ友プログラムに登録すると最大5,500マイル獲得できるのでかなりお得です。
より詳しくマイ友プログラムについて知りたい方は、ANAマイ友プログラムの詳細記事をご覧ください。
他社のポイントから交換する
他社のポイントサイトで貯めたポイントを、ANAアメックスゴールドのスカイコインに交換することができます。
ポイントは最短で即時、最長で2日程度で適用されるので、すぐにANAスカイコインを利用したい方にとっておすすめの交換方法です。
提携ポイントと交換レートは以下の通りです。
提携ポイント | 交換レート |
---|---|
セゾンカード永久不滅ポイント | 1ポイント=4.5コイン |
フォートラベル | 500ポイント=50コイン |
ヤマダポイント | 1ポイント=1コイン |
エポスポイント | 1ポイント=1コイン |
nanacoポイント | 500ポイント=500コイン |
Oki Dokiポイント | 1ポイント=3コイン |
ダイナースクラブ リワードポイント | 1,000ポイント=1,200コイン |
Gポイント | 1ポイント=1コイン |
PeX | 1,000ポイント=100コイン |
ネットマイル | 1000マイル=500コイン |
ラブリィポイント | 3,000ポイント=3,000コイン |
ベネポ | 500ポイント=500コイン |
ライフカード | 200ポイント=900コイン |
アメリカン・エキスプレス メンバーシップ・リワード | ポイント移行コースに加入している場合、 1,000ポイント=1,000コイン |
提携ショップ
ANAアメックスゴールドのスカイコインは、提携ショップのサービスを利用すると貯めることができます。
あまり日常で利用できるものは少ないですが、エスクリが運営する対象施設で結婚式を予約すると、総額に応じて最低でも2万コイン獲得できます。
また、総額500万円以上の場合は50万コインが付与されるので、結婚式を挙げる予定がある方はANAスカイコインを大量に貯めることができます。
ANAアメックスゴールドのスカイコインのメリット
ANAアメックスゴールドのスカイコインのメリットについて詳しく解説します。
ANAマイルよりも予約が取りやすい
ANAアメックスゴールドのスカイコインを利用して航空券やツアーを予約する場合、空席があれば予約可能です。
ANAマイルで交換できる特典航空券の場合、便の中で対象席が限られている上に、時期によってマイル数が異なるため、希望の便で予約を取るのが難しい場合があります。
しかしANAスカイコインは、通常の航空券予約の支払いに現金と同じように充当できるので、席数も限られていません。
人気路線や繁忙期も、ANAマイルの特典航空券と比べるとANAスカイコインのほうが予約が取りやすいといえます。
ANAマイルとプレミアムポイントが貯まる
ANAアメックスゴールドのスカイコインでANAの航空券を予約すると、ANAマイルとプレミアムポイントの2つが同時に貯まります。
プレミアムポイントとは、ANAの上級会員である「ANAプレミアムメンバー」になるために必要なポイントのことです。
プレミアムポイントを貯めて会員ステータスを上げれば、ワンランク上のサービスを受けることができます。
ANAマイルで交換できる特典航空券ではプレミアムポイントは付与されないので、ANAスカイコインの利用をおすすめします。
キャンセル時は払い戻しも可能
ANAアメックスゴールドのスカイコインで購入した航空券やツアー旅行をキャンセルした場合、払い戻しをしてもらえます。
しかし、払い戻しの手続きの際にANAスカイコインの有効期限が切れていると、払い戻しができなくなってしまうので注意しましょう。
ANAアメックスゴールドのスカイコインのデメリット
ANAアメックスゴールドのスカイコインのデメリットについて詳しく解説します。
交換するとマイルに戻せない
一度ANAアメックスゴールドのスカイコインに交換すると、コインをマイルに戻すことができません。
マイルのまま利用したり他の特典と交換する場合は、利用目的を慎重に考えた上でANAマイルとANAスカイコインを使い分けましょう。
家族分の合算はできない
ANAアメックスゴールドのスカイコインは、自分と家族が保有するコインを合わせて利用することができません。
家族が保有するコインを当人以外の名義で使うことはできませんが、自分のANAスカイコインで家族分の航空チケットを購入することは可能です。
しかし、ANAカードファミリーマイルに登録しているとマイルを合算でき、ANAスカイコインに交換できます。
まとめ:ANAアメックスゴールドのスカイコイン
今回はANAアメックスゴールドのスカイコインについて解説してきました。
ANAスカイコインは、国内線や国際線の航空券や旅行商品の購入時に利用でき、一番のメリットとしては繁忙期でも航空券が取りやすく、マイルやプレミアムポイントが貯めやすい点です。
また、他社のポイントやマイルからの交換レートも条件によっては高いので、お得に利用できるチャンスが多いのもメリットの一つです。
さらに、ANAをよく利用する方はANAマイルが貯まりやすいANAアメックスゴールドカードがおすすめです。
マイルの還元率は1%と高い上に、ANAの航空券購入時は最大3%まで還元率を上げることができます。
また、カードにはANAに特化したサービスや空港ラウンジが無料で利用できる特典など多く付帯しているので、旅行好きにとってメリットが大きいカードです。
ANAアメックスゴールドについてより詳しく知りたい方は、以下のANAアメックスゴールドの特典や年会費の詳細記事をご覧ください。
新規入会キャンペーン
現在ANAアメックスゴールドは新規入会キャンペーン実施中で、カードを発行して条件を達成すると最大68,000ポイントを獲得できます。
80,000ポイントとは、すべてANAマイルに交換すればハワイをビジネスクラスで往復できるほどのポイント数となっており、お得に旅行を楽しむことができます。
通常、ハワイまでビジネスクラスを利用すると安くても40万円、高い時期ですと70万円以上かかるので、この特典だけでも年会費を20倍以上超えるお得な特典だといえます。
条件の内容は以下の通りです。
条件 | 獲得ポイント |
---|---|
新規入会 | 2,000マイル相当のポイント |
3ヶ月以内に60万円の利用 | 16,000マイル相当のポイント |
3ヶ月以内に100万円の利用 | 12,000マイル相当のポイント |
3ヶ月以内に180万円の利用 | 20,000マイル相当のポイント |
カード利用ポイント | 18,000ポイント |
合計 | 68,000マイル相当のポイント |
より詳しくANAアメックスゴールドの入会キャンペーンについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
さらに、ANAカードを初めて発行する方はマイ友プログラム経由で入会すると、追加で2,000マイルが加算されます。
以下では、マイ友プログラムについて詳しく解説します。
マイ友プログラム
マイ友プログラムに登録してからANAアメックスゴールドを申し込むと、2,000マイルがプレゼントされます。
①マイ友プログラムに登録
以下のページを参照しつつ、マイ友プログラムに登録しましょう。
②紹介者の名前と紹介者の番号を入力
登録用ページに進むと、紹介者情報を入力する欄があるので、紹介者番号と名前を入力します。
紹介番号 | 00115022 |
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カナ氏名 | オオムラ カズヨシ |
紹介者情報入力後、自分の氏名と生年月日を入力して完了です。
マイ友プログラムの登録情報は3ヶ月間有効になるので、その間にお申し込みください。
ANAアメックスゴールドの発行を考えている方は、マイ友プログラムへの登録してから入会をおすすめします!
マイ友プログラムについて詳しくまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。