ZIPAIRとは、JALグループの国際線中距離格安航空会社(LCC)です。
JALやANAなどの航空会社よりも格安で、大手航空会社よりも半分ほどの値段で海外に行くことができます。
格安な分、機内食やアメニティは有料のオプションだったり、座席にモニターがないなどのサービスの違いがありますが、必要なサービスのみ追加できるのでコストを抑えることができメリットが大きいです。
そんなZIPAIRは、JALやANAの航空会社と違い、機内のWi-Fiを無料で利用できます。
通常ですと、Wi-Fiを利用するには利用時間とデータ制限がありますが、ZIPAIRは制限なく無料で利用できるので一つのメリットです。
実際、無料で利用できるWi-Fiはどのくらいの回線速度なのか、Youtubeなどの動画は視聴できるのか、体験談も含めて詳しく解説します。
この記事の信頼性
『初めてマイル』を運営している「にゃも☆」です。
好きなときに好きなだけ旅行に行ける。そんな自由な生活を夢見て独立するほどの旅行好き。
クレカで貯めたマイルで飛行機に乗るのはもちろん、ポイント宿泊だけでハワイに16泊したりとしっかり使いこなす行動派。
ZIPAIRはWIFIが使える
ZIPAIRのWi-Fiは無料で利用でき、メールやLINEなどのメッセージの送受信やWebサイトの閲覧程度でしたら問題なく使用できます。
通常、JALやANAのWi-Fiを使用する場合、国内線は無料で使用できますが、国際線ですと有料となります。
JALやANAのWi-Fiの料金プランは以下の通りです。
JAL Wi-Fi 料金プラン
JALのWi-Fi料金は以下の通りです。
1時間の使用だけでも、10.15ドル(1,522円)かかります。
回線速度については、Wi-Fiを利用している人数によって異なるので、利用している人数が多ければ多いほど回線速度は遅くなります。
ANA Wi-Fi 料金プラン
ANAのWi-Fi料金プランは以下の通りです。
ANAはJALと比べると、データ使用量が決まっており、データ量を超えた場合は接続が切れてしまいます。
1MBあたり、ANAウェブサイトトップページを約4ページ閲覧分、300文字程度のテキストメールを約200通分となります。
1時間使用した場合、8.95ドル(1,342円)となりJALより200円ほど安いですが、データ使用量に制限がデメリットです。
JALと同様で、回線速度は使用している人数によって異なり、動画コンテンツのダウンロードやオンラインゲームなどの利用においては地上で行うほどの通信状態ではありません。
動画の視聴をする際は、事前にダウンロードをしておくと便利です。
機内で使用できるWi-FiをJALやANAと比較しましたが、無料で利用できるZIPAIRの方がかなりコスパがいいですね。
ZIPAIRのWIFIの速度は?
実際、ZIPAIRのWi-Fiを利用してみましたが、LINEのやり取りならできますが、YouTubeなどの動画の視聴は難しかったです。
使用中にWi-Fiが途切れる時もありましたが、SNSの閲覧やWebサイトのニュースをチェックしたりなどはストレスなく利用できます。
ZIPAIRはシートにモニターがないため、携帯でスムーズに動画を見たい方は搭乗前に見たい動画をダウンロードしておくのがおすすめです。
ZIPAIRのWIFIのつなぎ方
ZIPAIRでは離陸後、機内Wi-Fiを無料で利用できます。
座席のシートポケットに入っている接続手順の案内に沿って接続してください。
機内Wi-Fiサービスのポータルサイトで利用規約に同意後、ワイヤレスネットワークSSIDを選択して接続ボタンを押すとWi-Fiが繋がります。
飛行状況や天候により、通信が不安定になったり接続が切れたりする場合があります。
難しい工程ではなかったので、簡単にWi-Fiを繋ぐことができました。
まとめ:ZIPAIRはWIFIが使える!
今回はZIPAIRのWi-Fiについて解説しました。
他の航空会社に比べてZIPAIRは格安で旅行に行くことができるので、非常におすすめです。
なぜ他の航空会社に比べて格安で行けるのかというと、機内食やアメニティはオプション制(有料)で、個人用のモニターもないので、寝るためだけに利用するならおすすめです。
不要なものにお金を払う必要がなく、利用シーンに合わせて必要なサービスのみを追加できるので、トータルコストを下げられる点はメリットだといえます。
格安なうえにWi-Fiも制限なく無料で利用できるので、海外旅行に行くなら少しでも安く抑えたいという方にZIPAIRがおすすめです。
実際にZIPAIRのフルフラットシートを利用してハワイへ行った搭乗機の記事もありますので、ぜひご覧ください。