【アメックス新カード】ゴールドプリファードカードの全特典・年会費・メリットデメリット総まとめ

アメックスゴールドカードが、新たに「アメリカン・エキスプレス・ゴールド・プリファード・カード」として生まれ変わりました。

年会費は39,600円と、以前のアメックスゴールドより7,700円金額が上がったものの、その分の価値を感じられる特典やサービスが増えました。

プラスチック製だったカードがメタル製に変わり、ゴールドに輝く券面と重量感で、以前よりもステータス性が高く特別な一枚であることを感じさせてくれます。

カード継続時にもらえるフリーステイギフトやホテルダイニング優待、プライオリティパスなど年会費を超える特典が付帯する他に、ポイント還元率も高いので最強カードといえます。

以下では、

について詳しく解説します。

ゴールド•プリファード・カードの基本情報

ゴールドプリファードカードの基本情報は以下の通りです。

項目	詳細
国際ブランド	アメリカン・エキスプレス
還元率	0.33～1.5%（※ポイントをマイルに交換した場合、1マイル＝1.5円換算）
年会費(税込)	39,600円(税込)
家族カード(税込)	あり(2人目までは年会費無料、3人目以降は年会費19,800円)

メタル製のカード

以前、アメックスゴールドはプラスチック製のクレジットカードでしたが、新しくなったゴールドプリファードカードはメタル製のクレジットカードになりました。

メタル製の高級感溢れたカードは、手触りや重量感、マットな輝きなど統合的なクオリティが非常に優れています。

プラスチック素材のカードとは異なり、品格のある券面は高いステータス性を感じさせてくれます。

実は見た目でいうとゴールドカードは格上のプラチナカードよりも人気があり、

という声が多く、さらにメタル製に変わったので、見た目以上に特別感があるといえます。

家族カードは2枚まで無料で発行できる

家族カードは2枚まで無料で発行でき、3枚目以降は1枚につき19,800円(税込)かかります。

本カードはメタル製ですが、家族カードはプラスチック製となります。

家族カードの発行条件は、配偶者(生計を同一にする別姓・同性パートナー含む)、親、18歳以上の子供です。

また、家族カードの発行枚数は、最大6枚までとなっています。

ゴールドプリファードカードの年会費は39,600円なので、無料で発行できる家族カードを2枚発行すると、1人あたり13,200円で特典やサービスを受けられるので大変お得です。

その他に家族カードを発行するメリットは、家族利用分もポイントがまとめて貯まるところや、空港にあるプライオリティパスが無料で利用できるところなど、本カードと同等のサービスを受けられる点です。

2枚まで無料で発行できるので、家族や配偶者がいる方は作って損はしないといえます。

アメックスプラチナカードと比較

特典	アメックスゴールドプリファードカード	アメックスプラチナ
年会費	39,600円(税込)	165,000円(税込)
家族カード	2枚無料 以降1枚19,800円(税込)	4枚無料
継続特典	「フリー・ステイ・ギフト」獲得プログラム	フリー・ステイ・ギフト カード更新で付与
	アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン トラベルクレジット​1万円	アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン トラベルクレジット2万円
旅行関連		ファイン・ホテル・アンド・リゾート
	ザ・ホテル・コレクション	ザ・ホテル・コレクション
	アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン	アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン
	HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク	HIS アメリカン・エキスプレス・トラベル・デスク
	Expediaの優待	Expediaの優待
	一休.comの優待	一休.comの優待
	アップルワールド.comの優待	アップルワールド.comの優待
		ヒルトン・オナーズゴールドステータス
		マリオットボンヴォイゴールドエリート
		ラディソンリワードプレミアムステータス
	プリンスステータスサービス（ゴールドメンバー）	プリンスステータスサービス（プラチナメンバー）
	手荷物無料宅配サービス（1個無料）	手荷物無料宅配サービス（2個無料）
	大型手荷物宅配優待特典	大型手荷物宅配優待特典
	エアポート送迎サービス	エアポート送迎サービス
	空港周辺パーキング	空港周辺パーキング
	空港ラウンジ	空港ラウンジ
	プライオリティ・パス（年2回無料）	プライオリティ・パス（回数無制限）
		センチュリオン・ラウンジ
		アメリカン・エキスプレス・グローバル・ラウンジ・コレクション
	無料ポーターサービス	無料ポーターサービス
	空港クロークサービス	空港クロークサービス
	オーバーシーズ・アシスト	プラチナ・カード・アシスト
	海外レンタルサービス	海外レンタルサービス
	国内外レンタカー	国内外レンタカー
		ハーツレンタカーのハーツGoldプラス・リワーズ ファイブスター
	メルセデス・ベンツ レント	メルセデス・ベンツ レント
ポイント	メンバーシップ・リワード・プラス (登録/無料)	オプションプログラム メンバーシップ・リワード・プラス (登録制／無料)
	対象加盟店ボーナスポイントプログラム(自動登録/無料)	対象加盟店ボーナスポイントプログラム(登録制/無料)
グルメ特典	カード会員様限定 イベント	カード会員様限定 イベント
	ゴルフ・デスク	ゴルフ・デスク
	ゴールド・ダイニング by 招待日和	2 for 1 ダイニング by招待日和
		KIWAMI 50
	レストラン 15%割引特典	レストラン 15%割引特典
	カフェ コーヒー特典	カフェ コーヒー特典
	menu	menu
		グローバル・ダイニング・キャッシュバック
	ポケットコンシェルジュ 20%キャッシュバック​	ポケットコンシェルジュ 20%キャッシュバック​
	スターバックス カード オンライン入金 20％キャッシュバック
	ホテルダイニング特典
		プレミア・ゴルフ・アクセス
	ゴールド・ワインクラブ	ゴールド・ワインクラブ
	ユニバーサル・スタジオ・ジャパン	ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
	埼玉西武ライオンズ	埼玉西武ライオンズ
	AMERICAN EXPRESSR EXPERIENCES	AMERICAN EXPRESSR EXPERIENCES
	アメックスイベント 知新の扉	アメックスイベント 知新の扉
	高台寺塔頭 圓徳院 客殿	高台寺塔頭 圓徳院 客殿
	新国立劇場	新国立劇場
	コミックシーモア	コミックシーモア
		デジタル・エンターテイメント・キャッシュバック
		ラグジュアリー・ショッピング
		阪急メンズ大阪 プレミアム サービス
		スポーツクラブ・アクセス
		SBIウェルネスサポート
保険	旅行傷害保険	旅行傷害保険
	海外旅行時の航空便遅延費用補償	海外旅行時の航空便遅延費用補償
	保険コンサルティングサービス	保険コンサルティングサービス
	スマートフォン・プロテクション	スマートフォン・プロテクション
	ショッピング・プロテクションR	ショッピング・プロテクションR
	オンライン・プロテクション	オンライン・プロテクション
	リターン・プロテクション	リターン・プロテクション
	キャンセル・プロテクション	キャンセル・プロテクション
		ホームウェア・プロテクション
		ワランティ・プラス
		ゴルフ保険

両カードの大きな違いは、年会費とアメックスプラチナに付帯するファイン・ホテル・アンド・リゾートです。

ファイン・ホテル・アンド・リゾートは、世界1,200ヶ所以上の厳選されたホテルで無条件にホテルの上級会員の優待が受けられる特典です。

たとえば、部屋のアップグレードや朝食が無料になるなどのサービスを受けられます。

名門ホテルから隠れたホテルまで豊富に揃っているので、クオリティの高いホテルで優待サービス受けられ、上質なホテルステイを楽しむことができます。

より詳しくファイン・ホテル・アンド・リゾートについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

アメックスプラチナは年会費165,000円とかなり高額なので、特典やサービス内容も多くかなり豪華なものとなっています。

プライオリティパスも回数無制限で利用できるので、旅行関連に特化したカードです。

アメックスプラチナの特典やサービス内容について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

両カードの年会費の差は125,400円ですが、ゴールドプリファードカードにもプライオリティパスやトラベルクレジットなどの特典が付帯しているので、コスパに優れたカードだといえます。

旅行や出張に年に数回しか行かない方や、年会費を抑えてステータス性を高く感じたい方は、ゴールドプリファードカードがおすすめです。

ゴールド•プリファード・カードのメリットや特典

ゴールドプリファードカードは、年会費の相応しい豊富な特典やサービスが付帯しています。

特に海外旅行や高級レストランで食事を楽しみたい方にとって、非常に嬉しい特典ばかりです。

以下では、ゴールドプリファードカードのメリットや特典について詳しく解説します。

ステータス的なメリットや特典

アメックスは、ステータス性のある国際ブランドとして知名度が高いです。

年会費39,600円は一般的なカードに比べると高額なので、毎年この金額を支払える経済的余裕がある層だと思ってもらえます。

ハイステータスなカードを持っていると、社会的信用の高さを示すことができ、高級ホテルや高級レストランでも気兼ねなく使えます。

また、メタル製のクレジットカードは綺羅びやかで重量感があり、会計時に周りとの差を付けるほどの威力があります。

旅行・ホテルなどのメリットや特徴

旅行時やホテル宿泊の際のメリットは以下の通りです。

フリーステイギフト

フリー・ステイ・ギフトとは、国内40カ所以上(2024年11月現在)の対象ホテルに1泊2名まで無料で宿泊できる特典です。

年間200万円以上利用で、北海道から沖縄まで優雅なおもてなしを提供するホテルに宿泊できます。

フリーステイギフト特典では、

などの一流ホテルを無料で宿泊できます。

たとえば、シェラトン都ホテル東京での一泊は約80,000円かかりますが、フリーステイギフトを活用すれば無料で宿泊でき、年会費39,600円をすぐにペイできてしまいます。

ちなみに、フリーステイギフトはアメックスゴールドにはなく、ゴールドプリファードカードに新しく追加されたので嬉しい特典の一つです。

フリーステイギフトについて詳しくまとめた記事もありますので、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

プライオリティパス

ゴールドプリファードカードを所有していると、世界中の148ヶ国、600を超える都市で1,300ヵ所以上のプライオリティパスラウンジが利用できます。

ラウンジの利用は本カード会員のみ年間2回までとなっており、年間3回目以降は1回につき35米ドルかかります。

家族カードは2枚まで無料でプライオリティパスラウンジを利用できます。

プライオリティパスは、通常年会費99米ドル＝約14,000円相当かかるので、年2回無料で利用できるのはかなりお得な特典です。

ラウンジは、航空会社や搭乗クラスに関わらず利用でき、軽食やアルコール類を含むドリンクを楽しみながら搭乗までの時間をゆったりと過ごすことができます。

プライオリティパスで利用できる空港やサービスについて興味がある方は、以下の記事をご覧ください。

空港カードラウンジ

ゴールドプリファードカードは、国内28ヵ所、海外1ヵ所(2024年10月26日現在)のカードラウンジを無料で利用できます。

また、同伴者1名まで無料で利用できます。

カードラウンジでは、ソフトドリンク、新聞・雑誌閲覧、インターネットの無線LANなど無料で利用できます。

一部ラウンジではアルコール、コピー機・FAX、マッサージ機、シャワールーム（有料）も利用でき、搭乗までの時間を有意義に使えます。

対象の空港は以下の通りです。

空港名	ラウンジ名
新千歳空港	スーパーラウンジ
新千歳空港	ノースラウンジ
函館空港	国際線ビジネスラウンジ
青森空港	エアポートラウンジ
秋田空港	ラウンジロイヤルスカイ
仙台国際空港	ビジネスラウンジ
新潟空港	エアリアムラウンジ
富山空港	らいちょう
小松空港	スカイラウンジ白山
中部国際空港セントレア	プレミアムラウンジセントレア
富士山静岡空港	YOUR LOUNGE
成田空港 第1旅客ターミナル	IASS EXECUTIVE LOUNGE1
成田空港 第1旅客ターミナル	ビジネス&トラベルサポートセンター（TEIラウンジ）
成田空港 第2旅客ターミナル	IASS EXECUTIVE LOUNGE2
成田空港 第2旅客ターミナル	TEIラウンジ
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル	POWER LOUNGE SOUTH
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル	POWER LOUNGE NORTH
羽田空港 国内線ターミナル 第1旅客ターミナル	POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル	POWER LOUNGE NORTH
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル	エアポートラウンジ（南）
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル	POWER LOUNGE CENTRAL
羽田空港 国内線ターミナル 第2旅客ターミナル	POWER LOUNGE PREMIUM
羽田空港 国内線ターミナル 第3旅客ターミナル	Sky Lounge
関西国際空港	六甲
関西国際空港	アネックス六甲
関西国際空港	金剛
伊丹空港	ラウンジ大阪
神戸空港	ラウンジ神戸
岡山空港	ラウンジマスカット
広島空港	ビジネスラウンジ「もみじ」
米子鬼太郎空港	ラウンジDAISEN
山口宇部空港	ラウンジきらら
高松空港	ラウンジ讃岐
松山空港	ビジネスラウンジ
徳島阿波おどり空港	ヴォルティス
福岡空港	ラウンジTIME/ノース
福岡空港	ラウンジTIME/サウス
福岡空港	ラウンジTIME/インターナショナル
北九州空港	ラウンジひまわり
大分空港	ラウンジくにさき
長崎空港	ビジネスラウンジ「アザレア」
阿蘇くまもと空港	ラウンジ「ASO」
鹿児島空港	スカイラウンジ菜の花
那覇空港	ラウンジ華
ダニエル・Ｋ・イノウエ国際空港	IASS HAWAII LOUNGE

トラベルクレジット

カードを継続して所有すると、「アメリカン・エキスプレス・トラベル オンライン」のホテル予約で利用できる10,000円のトラベルクレジットがもらえます。

国内外のホテルが対象なので、シーンや好みに合わせて活用できます。

SEIBU PRINCE CLUB プリンスステータスサービス

プリンスステータスサービスは、SEIBU PRINCE CLUBへの入会すると、ゴールドメンバーに無条件で登録でき、さまざまな特典が受けることができます。

通常、ゴールドメンバーになるには、年間20メダル(200,000円)獲得実績が必要となるので、かなりお得な特典です。

手荷物無料宅配サービス

海外旅行や出張などの出発時と帰国時に、スーツケースを1個まで無料で配送してくれます。

快適に移動ができ、帰国の際にお土産などの荷物が増えても安心です。

160cmを超えていても、重量が30kgを超えていなければ配送可能です。

ボストンバッグやダンボール、スキー、スノーボード、サーフボードは配送できません。

帰国時は出発時と違い、予約は必要ないですが、帰国便搭乗券が必要となります。捨てないようにしましょう。

グルメ系のメリットや特典

グルメに関する特典は以下の通りです。

ゴールドダイニング by招待日和

ゴールドダイニング by招待日和は、国内外にある約250店の高級レストランのコースメニューを2名以上で予約すると、1名分のコース料金が無料になる特典です。

4月1日から9月30日までを「A期間」、10月1日から翌年3月31日までを「B期間」として、1店舗につき半年に1回（A／B期間それぞれ1回）利用できます。

誕生日や結婚記念日などの特別な日に、お得に楽しめるサービスです。

ポケットコンシェルジュ ダイニング20％キャッシュバック

厳選されたレストランが揃うダイニング予約サービス「ポケットコンシェルジュ」で予約や支払いをすると、毎回20％、年間最大10,000円キャッシュバックされる特典です。

キャッシュバックの適用にはAmex Offersの事前登録が必要です。

また、予約する際は事前にポケットコンシェルジュの登録が必要となります。

キャッシュバックはA／B期間(A期間：1月1日～6月30日、B期間：7月1日～12月31日)それぞれ最大合計5,000円までです。

家族や友人との大切な時間に利用できる、おすすめの特典です。

ホテルダイニング特典

ラグジュアリーホテルのダイニングで最大20％オフされる特典です。

ホテルならではの贅沢な空間で、豪華な食事が楽しめます。

祝い事や家族の集まりにぴったりなサービスです。

レストラン15％割引特典

ゴールドプリファードカードを所有していると、対象のレストランで15％の割引が受けられます。

利用にはアメリカン・エキスプレスの会員サイトから予約が必要です。利用条件は各レストランごとの予約ページにて確認してください。

スターバックスカード

ゴールドプリファードカードなら、スターバックスカードへのオンライン入金で、20％キャッシュバックされます。

キャッシュバックの上限金額は年間最大合計5,000円までです。

特典の利用条件は、Amex Offersでの事前登録が必要です。

ポイントのメリットや特典

ゴールドプリファードカードのポイントについては以下の通りです。

ゴールドプリファードカードでの通常の買い物は「100円=1ポイント」です。

マイルの交換時も1%の還元率なので、高いポイント還元率だといえます。

メンバーシップ・リワード・プラスが無料

メンバーシップ・リワード・プラスとは、ポイントの有効期限が無期限になるサービスです。

アメックスゴールドは年会費3,300円(税込)を支払わないと、メンバーシップ・リワード・プラスに加入することができませんでした。

ですが、ゴールドプリファードカードはメンバーシップ・リワード・プラスに自動的に登録され、年会費無料で加入できます。

ボーナスポイントプログラム

対象加盟店での利用で通常の3倍、100円=3ポイントが貯まります。

対象加盟店は、日常使いできる加盟店ばかりなので、メインカードをゴールドプリファードカードにするだけで、どんどんポイントが貯まっていきます。

対象加盟店は以下の通りです。

ポイントをANAマイルに交換すると高還元率

貯めたポイントをANAマイルに交換すると、1,000ポイント＝1,000マイルに交換できます。

年に交換できるのは、40,000マイルまでという上限はありますが、1ポイント＝1マイルで交換できるので、かなりの高還元率です。

40,000マイルあれば、ハワイ往復航空券と交換できるので、有効期限がないならマイルのためにポイントを貯めるのもおすすめです。

JALマイルとその他航空会社の還元率

ANA以外にJALマイルやデルタ航空、シンガポール航空などの航空会社にマイルを交換できます。

移行上限がないので、大量にポイント貯めても有力な交換先になります。

手厚い保険

ゴールドプリファードカードに付帯する保険内容は以下の通りです。

旅行傷害保険

ゴールドプリファードカードでは、海外の場合、最高1億円、国内の場合、最高5000万円の傷害死亡・後遺障害保険金が付きます。

また、本会員や家族カード会員だけではなく、同行する配偶者や子供の分もしっかり補償されます。

・海外旅行傷害保険の保険金額

補償項目	補償額（本会員、家族カード会員）	補償額（家族）
傷害死亡・後遺障害保険金	最高1億円 （家族カード会員は最高5000万円）	最高1000万円
傷害治療費用保険金	最高300万円	最高200万円
疾病治療費用保険金	最高300万円	最高200万円
賠償責任保険金	最高4000万円	最高4000万円
携行品損害保険金	1旅行中最高50万円	1旅行中最高50万円
救援者費用保険金	最高400万円	最高300万円

・国内旅行傷害保険の保険金額

補償項目	補償額（本会員、家族カード会員）	補償額（家族）
傷害死亡・後遺障害保険金	最高5000万円	最高1000万円

国内旅行傷害保険も海外同様で利用付帯となります。

カードでチケット代金を購入した公共交通乗用具（飛行機や電車、船舶など）による事故、または宿泊施設やツアー参加中の事故が対象になります。

・航空便遅延費用補償（海外旅行）の補償内容

補償の種類	補償額
乗継遅延費用	1回の到着便の遅延につき最高2万円
出航遅延、欠航、搭乗不能費用	1回の出航遅延、欠航もしくは運休または搭乗不能につき最高2万円
受託手荷物遅延	1回の受託手荷物の遅延につき最高2万円
受託手荷物紛失	1回の受託手荷物の紛失につき最高4万円

航空便の遅延によって、臨時に出費した宿泊料金や食事代などを補償してくれます。

他にも、手荷物の到着遅延や紛失で負担した衣類や生活必需品の購入費用も補償対象となります。

その他、各種プロテクションは以下の通りです。

プロテクションの種類	内容	補償内容
ショッピング・プロテクション	国内外でカード購入した商品の破損、盗難などの損害を補償（購入から90日以内）	購入代金を補償 （年間最高500万円まで）
リターン・プロテクション	カードで購入した商品の返品を店側が応じない場合、返却を補償（購入から90日以内）	購入代金を補償 （最高3万円、年間最高15万円相当額まで）
キャンセル・プロテクション	急な出張や病気・ケガによる入院で、旅行に行けなくなった場合のキャンセル費用を補償	年間最高10万円（※1）
スマートフォン・プロテクション	お持ちのスマートフォンが破損した場合の修理費を補償	修理代金を補償 （年間最高5万円まで）

ゴールド•プリファード・カードのデメリット

ゴールドプリファードカードのデメリットは以下の通りです。

プラスチック製の追加カードがない

ゴールドプリファードカードはメタル製で、プラスチック製の追加カードはありません。

アメックスプラチナではプラスチック製の追加カードを発行できますが、ゴールドプリファードにはその選択肢がないです。

ただ、タッチ決済の普及でメタルカードの使用制限はほとんど問題なくなっています。

年会費の金額が上がった

ゴールドプリファードカードの年会費は39,600円で、アメックスゴールドより7,700円高いです。

ですが、メンバーシップリワードプラスは以前年会費がかかっていましたが、ゴールドプリファードカードは無料で加入できるのでメリットです。

年会費39,600円は高いと感じてしまうかもしれませんが、1日あたり108円でメタルカードを持つことができ、さらに年会費以上の価値ある特典がたくさん付帯しているので、持たない方が損なレベルだといえます。

フリーステイギフトのハードルが高い

年間200万円の利用がフリーステイギフトの条件としてデメリットに感じられるかもしれません。

しかし、家族カード利用や全支払いを本カードに集約することで、目標達成は容易だといえます。

ボーナスポイントプログラムの上限が少ない

ゴールドプリファードカードのポイント上限は年1万ポイント(50万円分)で、他カードに比べて低めです。

ゴールドプリファードカード以外のボーナスポイントプログラムの対象カードは以下の通りです。

上記のカードの上限は、10万ポイント(500万円分)と高いです。

ビジネス利用で上限を超える場合はアメックスビジネスゴールドが適していますが、個人では年10,000ポイントが多くの場合十分です。

海外旅行で上限を超えることがあっても、通常ポイントは獲得できるため損はありません。

海外で利用できない場合がある

アメックスはVISAやMasterCardほど普及していなく、特に海外では使えない店もあります。

海外利用にはVISAやMasterCardのサブカードが便利です。

ゴールド•プリファード・カードのお得な入会キャンペーン情報

ゴールドプリファードカードの入会方法と、よりお得に入会するためのキャンペーン情報について解説します。

ゴールドプリファードカードを所有するのは少し厳しいと感じる方は、年会費を抑えて所有できるセゾンプラチナアメックスがあります。

ゴールドプリファードカードと同様に、旅行好きに嬉しい特典やグルメ特典が豊富に付帯しており、コスパ良く魅力的なサービスが受けられるのでおすすめです。