SFCの家族カードは上級会員になれる？充実した特典内容も解説

——家族でANAラウンジや優先搭乗を使えるのか、年会費はいくらか、気になりますよね。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は、ANAプラチナ会員以上が発行できるカードとなっており、カードを所有していれば半永久的にANAの上級会員としてのサービスを受けることができます。

本カード会員に付帯する特典も家族カードも同等に利用できるので、家族で旅行に行く機会が多い方は、家族カードを発行することでより充実した旅行になるといえます。

この記事では、家族カードの年会費（一般／ゴールド／プレミアム別）・使える特典と本会員との違い・申し込み時の注意点まで分かりやすく解説します。

この記事のポイント

カード種別	家族カード年会費	要点
一般 （JCB/VISA/マスター）	5,610円	コストは安いが特典が少なめ。 基本はおすすめしにくい
ゴールド （JCB/VISA/マスター）	8,250円	空港ラウンジ・ボーナスマイル・遅延補償など特典充実でバランス◎
ゴールド （アメックス）	17,050円	ゴールドのなかでも付帯特典が厚い。 旅の快適さ重視なら有力候補
ゴールド （ダイナース）	11,550円	空港系サービスやトラベル優待に強み
プレミアム （アメックス/ダイナース）	無料	家族カードも無料でほぼ同等の特典
プレミアム （JCB/VISA）	4,400円

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードは上級会員になれる

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は家族カードが発行でき、カードブランドやランクに関係なく本カードカード会員とほぼ同じ特典を利用できます。

そして家族カードの最大のメリットは、厳しいSFC修行を行わなくても無条件で上級会員になれることです。

家族カードの利用でももちろんマイルが貯まり、貯まったマイルは本会員のカードにまとめて付与されるので、より効率よくマイルを貯めることができます。

家族で旅行に行く機会が多い場合、自分一人だけがカードを持っていても家族全員でラウンジに入れなかったりするのが不便。

家族カードを発行すれば全員分をカバーできてより快適になります！

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードの年会費

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の種類とランクごとに家族カードの年会費を紹介します。

一般カード

カード	家族カード年会費
SFC JCB	5,610円
SFC マスター	5,610円
SFC VISA	5,610円

一般カードの年会費は全て11,275円(税込)となっており、家族カードも1枚あたり5,610円と一番安く作ることができますが、一般カードは年会費の割に特典が少ないためおすすめしません。

ゴールドカード

カード	家族カード年会費
SFCアメックスゴールド	17,050円
SFC ダイナース	11,550円
SFC ゴールドJCB	8,250円
SFC ゴールドマスター	8,250円
SFC ゴールドVISA	8,250円

一般カードと比較すると高く見えますが、その分特典内容が一般カードよりも多く付帯します。

たとえば一般カードのSFC JCBとゴールドカードのSFCゴールドJCBで比較すると、SFC JCBは本カードと家族カードを合わせると2枚で16,885円ですが、SFCゴールドJCBは本カードと家族カードを合わせると2枚で24,750円となり、7,800円の差となります。

ゴールドカードにするだけで、一般カードよりも充実した以下のサービスがつくのでゴールドカードがおすすめです。

SFCアメックスゴールドを所有するなら、まずはANAアメックスゴールドの取得をおすすめします。

ANAアメックスゴールドでも、ANA上級会員の特典を除いた同じカード特典が付帯しているので、SFC修行をする前にANAアメックスゴールドを取得しましょう。

ANAアメックスゴールドの特典やメリットについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

プレミアムカード

カード	家族カード年会費
SFCアメックスプレミアム	無料
SFC ダイナース	無料
SFC JCB	4,400円
SFC VISA	4,400円

プレミアムカードは年会費が高額なものが多いので、その分SFCアメックスプレミアムやSFCダイナースは家族カードを無料で発行できます。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードと本カード会員の特典内容の違い

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードと本カード会員に付帯している特典はほぼ変わらず、家族カードは飛行機に乗らずに発行できるのでかなりメリットが大きいです。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードと本カード会員の特典内容は以下の通りです。

特典内容	本カード会員	家族会員
優先搭乗	◯	◯
プレミアムメンバー専用デスク	◯	◯
ANAラウンジ	◯	◯
国内線先行予約	◯	◯
国内線座席指定の優先	◯	◯
空席待ち優先	◯	◯
特典航空券の優先	◯	◯
優先チェックイン	◯	◯
手荷物受け取りの優先	◯	◯
手荷物許容量の優先	◯	◯
専用保安検査場	◯	◯
スターアライアンス ゴールドメンバー	◯	◯
マイカーバレー優待 (成田空港)	◯	◯
羽田空港駐車場の優先予約	◯	◯
香港国際空港の優先レーン	◯	◯
フライトボーナスマイル	◯	◯
マイルからスカイコインへの 特別倍率交換	◯	◯
IHG・ANAホテルでの優待	◯	◯
SKYGO 無料SIMカード	◯	◯
ハーツレンタカーでの優待	◯	◯
プレミアムメンバー限定 ANAセレクション	◯	◯
座席クラスアップグレード (ポイントも付与)	◯	✕
オリジナルネームタグ	◯	✕
プレミアムメンバー限定 マガジン	◯	✕
プレミアムメンバー限定 カレンダー・手紙	◯	✕

座席クラスのアップグレードポイントやカード継続マイルは、家族カード会員いは付与されず、本カードのみ付帯する特典となっています。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードの注意事項

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードを発行する際に注意すべき点は、以下の通りです。

通常のクレジットカードカードの家族カードと同じように、年会費や買い物した際の支払い分は本カード分と合算されます。

また、本カード会員がSFCを解約する際、家族カード会員も解約されるので注意してください。

ANAスーパーフライヤーズカードの家族カードの申し込み方法

ANAカードの家族カードは、ANA公式サイトではなく「カードを発行している会社の公式サイト」から申し込みます。

自分が持っているSFCのカードブランドを確認しましょう！

SFC家族カードの申し込みリンクはこちら！

カードブランド	申し込み先リンク
アメックス	アメックス公式サイト https://www.americanexpress.com/jp/benefits/additional-card/
VISA・マスター	三井住友カード公式サイト https://www.smbc-card.com/mem/addcard/family_top.jsp
JCB	JCB会員専用WEBサービスにログイン後 「家族カード」申し込みボタンから https://my.jcb.co.jp/Login
ダイナース	ダイナースは電話で入会申込書を請求します 0120-074-024 受付：月～金8:00～20:00／土8:00～18:00

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードのQ&A

家族カードでも本当にANAの上級会員サービスを使えますか？

はい。

ANAラウンジ、優先搭乗、優先チェックイン、国内線先行予約、座席指定の優先、空席待ち優先、特典航空券の優先、手荷物許容量・受け取りの優先、専用保安検査場など、本会員とほぼ同等のサービスを利用できます（スターアライアンス・ゴールド相当）。

SFC修行（プレミアムポイント稼ぎ）は家族カードでも必要？

不要です。

家族カードは発行だけで上級会員扱いとなるため、飛行機に乗ってプレミアムポイントを貯める必要はありません。

家族カードの年会費はいくら？

• 一般カード（JCB／VISA／マスター）：5,610円
• ゴールドカード（JCB／VISA／マスター）：8,250円
• SFCアメックス・ゴールド：17,050円
• SFCダイナース：11,550円
• SFCアメックス・プレミアム：無料

家族カードで対象外の特典はありますか？

座席クラスのアップグレードポイントやカード継続マイル、オリジナルネームタグ、プレミアムメンバー限定マガジン／カレンダーは本会員のみです。

フライト関連の優先サービスは家族カードでも利用できます。

決済やマイルの管理はどうなりますか？

家族カードの利用分は本会員の請求に合算されます。

さらに家族カードの利用でもマイルが貯まり、貯まったマイルは本会員カードにまとめて付与。

マイル→スカイコインの特別倍率交換も家族で活用しやすく、家計・旅費管理がシンプルになります。

発行対象（家族の範囲）は？

配偶者や高校生を除く18歳以上の子どもなどが対象です（銘柄により細則あり）。

本会員がSFCを解約したら家族カードはどうなる？

家族カードも同時に解約となります。家族カードのみを解約した場合でも、家族側のSFC資格は失われます。

初めてなら、どの順番で申し込むのがスムーズ？

ベースカードを取得→SFC化→必要人数分の家族カードを追加の流れがおすすめです。ベースカード段階の特典も活用しつつ移行できます。

まとめ: ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードは上級会員になれる

今回はANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードの年会費や特典内容について解説してきました。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)の家族カードの最大のメリットは、無条件で上級会員になれることと、本カード会員と同等のサービスが受けられることです。

家族カードは、配偶者や高校生を除く18歳以上の子供を対象に発行できるので、家族旅行や夫婦で旅行に行かれる方は、家族カードの発行をおすすめします。

ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)は一般カード、ゴールドカード、プレミアムカードと3種類あり、どのカードを発行するか悩みますよね。。。

3種類のカードについて年会費や特典内容を比較して、どのカードがおすすめなのかを詳しくまとめた記事がありますので、ぜひご覧ください。