アメックスビジネスプラチナは個人事業主・法人向けに作られた、年会費165,000円(税込)のステータス性の高いカードです。
追加カードは4枚まで発行することができ、本カード会員が利用可能枠を設定することができるので毎月の経費のコントロールがしやすくなるメリットもあります。
また、アメックスビジネスプラチナは充実した保険が付帯しており、海外や国内の出張や旅行時にケガや事故に遭っても保険内容によっては最高1億円まで補償されるので役立ちます。
アメックスビジネスプラチナ専用の補償サービスも付帯しており、パソコンをメインとして使用している方にとってはメリットが大きいです。
以下では、
- アメックスビジネスプラチナに付帯する海外や国内旅行時にう役立つ保険
- アメックスビジネスプラチナ専用の補償サービス
について詳しく解説します。
ブログ著者の紹介
『初めてマイル』を運営している「にゃも☆」です。
お得に旅行するにはどうすればいいの?を考え続けて10年。
クレカに貯まったポイントで飛行機に乗るのはもちろん、ポイント宿泊だけでハワイに16泊したりとしっかり使いこなす行動派です。
去年は1年のうち3ヶ月海外旅行をして過ごしました。
そんな僕のプロフィールはこちらです。
よく聞かれる旅行におすすめなクレジットカードはこちらをご覧ください。
アメックスビジネスプラチナに付帯する保険は国内や海外旅行時に役立つ
アメックスビジネスプラチナには、海外や国内旅行時に役立つ充実した保険が付帯しています。
旅行時は何が起こるかわからないので、手厚い保険が付帯しているのは嬉しいですね。
以下では、アメックスビジネスプラチナの国内や海外旅行時に役立つ保険について詳しく解説します。
海外旅行保険
海外旅行時、ケガや事故が起こる可能性はないとはいえません。
アメックスプラチナの海外旅行保険は他のカードと比べてかなり手厚いです。
補償内容は、旅行代金をカードで決済した場合とそうでない場合で異なります。
アメックスビジネスプラチナで決済した場合の補償内容は以下の通りです。(利用付帯)
補償内容(利用付帯) | 補償額(本会員) | 補償額(家族) | 補償額(家族カード会員) | 補償額(家族カード会員の家族) |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
傷害治療費用 | 最高1,000万円 | |||
疾病治療費用 | 最高1,000万円 | |||
賠償責任 | 最高5,000万円 | |||
携行品損害 | 最高100万円/1旅行中 (免責金額3,000円年間限度100万円) | |||
救援者費用 | 最高1,000万円/保険期間中 |
注目すべきは、「傷害・疾病治療費用保険金」が家族も含め最高1,000万円まで補償されるところです。
海外旅行先でケガや病気になり、病院で治療をするとなると日本の健康保険が適用されないので、高額な支払いをすることになります。
海外での医療費は100万円を超えることもあるので、最高1,000万円まで補償してくれるアメックスプラチナは万が一の際に役立ちますね。
次に注目すべきは「携行品損害」です。
旅行先でカメラやバッグなどの持ち物の破損や盗難に遭った際に最高100万円まで補償されます。
海外旅行ではブランド品やカメラなどを持ち歩く方が多いので、補償が手厚いほど安心して旅行に行くことができるでしょう。
続いて、アメックスビジネスプラチナを使わなかった場合(自動付帯)の補償内容は以下の通りです。
補償内容(自動付帯) | 補償額(本会員) | 補償額(家族) | 補償額(家族カード会員) | 補償額(家族カード会員の家族) |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高5,000万円 | 最高1,000万円 | 補償なし | |
傷害治療費用 | 最高1,000万円 | |||
疾病治療費用 | 最高1,000万円 | |||
賠償責任 | 最高5,000万円 | |||
携行品損害 | 最高100万円/1旅行中 (免責金額3,000円年間限度100万円) | |||
救援者費用 | 最高1,000万円/保険期間中 |
アメックスビジネスプラチナで決済した場合との違いは、
- 本カード会員の傷害死亡・後遺傷害保険金が最高5,000万円に下がった
- 家族カード会員・家族カード会員の家族は補償が受けられない
の2つとなります。
アメックスビジネスプラチナで決済していなくても、保有しているだけで手厚い補償が受けられるのは安心ですね。
追加カードの利用者も補償を受けるには、アメックスビジネスプラチナで決済しないと受けられないので注意です。
私は複数社員にアメックスビジネスプラチナを持たせていますが、出張時には行きの電車やバス利用時にこのカードを使って保険を適用させるようにしています。
国内旅行保険
国内旅行保険は、すべての補償が利用付帯となります。
補償内容 | 補償額(本会員) | 補償額(家族) | 補償額(家族カード会員) | 補償額(家族カード会員の家族) |
---|---|---|---|---|
傷害死亡・後遺障害 | 最高1億円 | 最高1,000万円 | 最高1億円 | 最高1,000万円 |
入院保険金 | 日額5,000円 | |||
手術保険金 | 最高20万円 | |||
通院保険金 | 日額3,000円 |
本カード会員、家族カード会員の他に本カード会員の家族、家族カード会員の家族も補償が受けられるので嬉しいですね。
入院や手術、通院保険金補償は付帯していないクレジットカードが多いので、アメックスビジネスプラチナの保険はとても手厚いです。
国内旅行中でもケガや病気になる可能性はないとはいえないので、非常に役立つ補償だといえます。
【アメックスビジネスプラチナ専用】充実した補償サービスが付帯している
アメックスビジネスプラチナには、法人向け専用の充実した補償サービスが付帯しています。
パソコンをメインとしたオフィスワークの方に嬉しい、備品が故障した際に補償が適用されたり、サイバー攻撃を受けた際の損害など補償してくれます。
以下では、アメックスビジネスプラチナ専用の補償サービスについて詳しく解説します。
ビジネスワランティプラス
ビジネス・ワランティ・サービスは、アメックスビシネスプラチナで購入した備品が故障や破損した場合、メーカー保証期間が終了していても補償が適用されるサービスです。
具体的に、「オフィス・ワランティ・サービス」と「オフィスウェア・プロテクション」という2種類の保険が付帯します。
メーカー保証期間が終了していても補償が適用されるのは、機械を扱うオフィス業務の方にとってはうってつけの付帯保険となっています。
それぞれのサービスの補償内容は以下の通りです。
サービス | 補償内容 |
---|---|
オフィス・ワランティ・プラス | ビジネスプラチナカードで購入した対象製品が、購入日から3年以内に自然故障した場合 |
オフィスウェア・プロテクション | ビジネスプラチナカードで購入した対象製品が、購入日から3年以内に火災、盗難、破損、水漏れなどの偶然な事故で損害を受けた場合 |
オフィス・ワランティ・プラスとオフィスウェア・プロテクションの補償を合わせ、20万円が年間の利用可能枠となり、利用可能枠は本カード会員及び、追加カード会員合算となります。
オフィス・ワランティ・プラス | オフィスウェア・プロテクション | |
---|---|---|
事故内容 | 故障 | 火災・盗難・破損・水漏れ |
購入日から6ヶ月 | メーカー保証 | 購入金額の100% |
6ヶ月超から1年 | メーカー保証 | 購入金額の90% |
1年超から2年 | 購入金額の80% | |
2年超から3年 | 購入金額の70% |
補償対象となる製品は以下の通りです。
- パソコン(PDA、電子辞書、レジを除く)
- パソコンモニター
- コピー機、複合機、プリンター
- シュレッダー
- プロジェクター
- スキャナー
- 電話機(携帯電話・PHSを除く)、FAX
- テレビ(携帯型を除く)、ビデオ・DVD(携帯型を除く)
- 冷暖房(業務用を除く)
- 冷蔵庫(業務用を除く)
- 電子レンジ(業務用を除く)
- 掃除機(業務用を除く)
- オーディオ機器(業務用を除く)
- 電卓
- 電気スタンド
- ラミネーター(業務用を除く)
- 空気清浄機
- 加湿・除湿機
補償対象外の製品は以下の通りです。
- 家庭使用目的の製品
- 2007年2月20日以前に購入した製品
- ビジネス・プラチナ・基本カードを利用せずに購入した製品
- メーカー保証がない製品およびメーカー保証期間が1年未満の製品。なお保守契約はメーカー保証とはみなされません。
- 販売を目的とするために購入した製品
- 購入金額が1万円(外税)未満の製品
- スマートフォン・携帯電話
- 消耗品(バッテリー、インクカートリッジ、フィルターなど)および付属品(リモコン、コード、ケース、ストラップなど)
以下の項目に該当する場合も補償対象外となります。
- 日本国外で生じた損害
- メーカー保証の給付がなされるべき損害
- 故意、重過失、不当な修理や改造(BIOSアップを含む)による故障および損傷
- メーカーの瑕疵によって生じた損害
- 台風、暴風雨、豪雨などによる洪水、融雪洪水、高潮、土砂崩れ(崖崩れ、地滑り、土石流または山崩れをいい、落石を除く)、落石などの水災によって生じた損害
- 地震、噴火、津波によって生じた損害
- 消耗品(電池、インク、フィルターなど)および付属品の交換により正常に機能する場合
- コンピュータプログラム(BIOSを含む)、インプットデータなどソフトに関する損害および再インストール費用
- 詐欺・横領・紛失による損害
- 使用上の消耗、変質、さび、かび、変色・ねずみ食い・虫食いおよび電池の液漏れなどによる損害および使用上支障のない外観のキズ・へこみ、症状のでない不良など
- その他、戦争・暴動・事変や、差押え・没収など国や公共機関の公権力の行使または核燃料物質による損害
- カード会員の資格を失った場合
- 紙詰まり、目詰まりなどにおいて、保守作業のみで機能復旧する場合
- 電子部品の交換を伴わずに機能復旧できる場合
- メーカー保証にて保証対象外とされている事由(オフィス・ワランティ・プラスのみ)
以上の条件に該当するような故障や事故発生時の連絡先は以下の通りです。
【東京海上日動火災保険株式会社(引受保険会社)】
東京海上日動火災保険内 アメリカン・エキスプレス・ビジネス・ワランティ・プラス係
TEL:0120-870-991
(通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
ビジネス・サイバー・プロテクション
ビジネス・サイバー・プロテクションは、万が一サイバー事故が発生した際に生じる損害や事故時の事故対応関連費用などを補償してくれるサービスです。
オフィス業務の方はパソコンをメインに使用するので、サイバー攻撃や不正アクセスのリスクが高いです。
それが原因で、第三者へ法律上の賠償責任を負うことになったり、損害賠償以外にも弁護士費用や原因調査などの予定外の損失が発生する場合もあります。
そんなリスクに備えて、ビジネス・サーバー・プロテクションはさまざまな費用を補償してくれます。
補償内容は以下の通りです。
保険金の種類 | 保険金の内容 | 補償の利用可能枠 |
---|---|---|
損害賠償金等 | 以下の事由に基づき提起された損害賠償請求について、被保険者が負担する損害賠償金、争訟費用等 ●サイバー攻撃 ●情報漏えいまたはそのおそれ | 1法人年間最高補償額 200万円 |
費用保険金 | ●上記保険金の支払い対象となる損害が発生するおそれがある場合に、その事故に対応するため、被保険者が支出した事故対応関連費用、再発防止費用、データ復旧費用、被保険者システム修復費用、法人謝罪対応費用等 ●サイバー攻撃のおそれが発見されたことにより、サイバー攻撃の有無を判断するために支出した外部調査機関への調査依頼費用、ネットワークの遮断対応を外部委託した場合に支出する費用等 ●情報漏えいまたはそのおそれを発見したことによって支出する情報漏えい対応費用 | 上記補償額の内 年間100万円を限度 |
【ビシネス・サイバー・プロテクションの問い合わせ先】
アメリカン・エキスプレス・保険ホットライン
TEL:0120-234-586
(通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
ビジネス・カー・ピッキング・プロテクション
ビジネス・カー・ピッキング・プロテクションは、車上荒らしや交通事故などに遭った際に、車内に積んであるものが損傷や盗難などの被害を受けた場合に補償してくれるサービスです。
停めておいた車がピッキング被害に遭っても、年間30万円まで補償してくれるので、とても手厚い補償内容です。
補償内容は以下の通りです。
補償対象 | 加入者所有の自動車の車室またはトランク内に収容している加入者所有の日用品 |
補償対象となる事故 | カーピッキングによる盗難や交通事故による破損などの不測かつ突発的な事故 |
自己負担額 | 1事故5,000円 |
年間保険料 | 2,900円(年払い) |
補償が適用されるのは、本カード会員のうち、従業員が10名以下の法人・個人事業主に限られます。
追加カード会員は補償の対象に入らないので注意してください。
補償対象外のものは以下の通りです。
- 商品
- 自動車の付属品(付属品とは、自動車に定着または装備されているものをいう)
- 1個または1組の価額が30万円を超える宝石、貴金属、装飾品、書画、骨董、その他の美術品
- 携帯電話、PHSなどの携帯式通信機器
- 現金、有価証券、印紙、切手、預金証書(通帳・キャッシュカードを含む)、クレジットカード、プリペイドカードなど
- 義歯、義肢、コンタクトレンズ、眼鏡など
- 稿本、設計図、図案、帳簿、その他これらに準ずるもの
- 動物、植物、飲食物、食料品
- 自然の消耗に起因する損害
- 補償対象者の故意または重大な過失に起因する損害
- 補償対象物に対する修理、清掃などの作業に起因する損害
- 電気的事故または機械的事故に起因する損害
- 地震、噴火、津波、水災に起因する損害
- アメリカン・エキスプレスR・ビジネス・プラチナ・カード会員の資格を失った場合
事故や盗難に遭った際の連絡先は以下の通りです。
【東京海上日動火災保険株式会社】
アメリカン・エキスプレス補償制度係
TEL:0120-881-605
(通話料無料/9:00~17:00/土日祝休)
その他補償サービス
国内や海外旅行中の保険以外にも、さまざまな保険が付帯します。
たとえば、旅行やイベントに行く際に急な病気や出張になった際にキャンセル料を補償してくれたり、ゴルフプレー中に事故やケガを負った際に保険金が出るなど手厚い内容となっています。
保険と補償内容は以下の通りです。
保険 | 保険付帯内容 |
---|---|
キャンセル・プロテクション(キャンセル代保険) | 急な出張や病気、ケガをしてキャンセルした旅行・イベントなどのキャンセル料を補償してもらうことができる保険 |
ショッピング・プロテクション(購入品損害保険) | 日本円でカードによる支払いに行ったすべての商品について90日間以内であれば、偶然な事故によって被った損害分を補償してもらうことができる保険 |
リターン・プロテクション | アメックスビジネスプラチナ会員がカードで購入して、未使用かつ故障・損傷なく正常に機能する商品を購入店に返品しようとした際、購入店が返品を受け付けない場合、購入日から90日以内にアメックスプラチナ会員がアメックスに連絡することにより、代わりに商品の返金を行う保険 |
ゴルフ保険 | プレー中および練習中において、事故によるケガを負う、他人にケガをさせてしまう、スポーツ用品の盗難・破損に遭うなどの事態に保険金が支払われる保険 |
まとめ:アメックスビジネスプラチナに付帯する保険は万が一の際に役立つ
アメックスビジネスプラチナに付帯する保険は、他のカードに比べてかなり手厚いです。
特に、海外旅行の際はいつ何が起こるかわかりません。
海外の病院では日本の保険が利用できないので、治療を受けるとなると高額な支払いをしなければいけなくなりますが、カードを保有しているだけで傷害保険金は最高1,000万円まで補償されます。
さらにアメックスビジネスプラチナで旅行代金を決済した場合は、本カード会員以外に家族カード会員やその家族も補償してくれるので、ここまで手厚いクレジットカードはなかなかありません。
万が一の際でも、手厚い保険のが役立つので安心して旅行に行くことができますね。
ですが1番は安全に楽しむことが重要なので、出張や旅行先にでのトラブルにしっかりと備えることが大切です。
また、アメックスビジネスプラチナは手厚い保険以外に旅行に関する充実した特典やサービスが付帯しています。
より詳しくアメックスビジネスプラチナの特典内容についてまとめた記事もあるのでご覧ください。
また、現在アメックスビジネスプラチナは新規入会キャンペーン実施中で、条件達成すると最大350,000ポイント獲得できます。
アメックスビジネスプラチナの公式サイトからの入会
公式サイトからの入会だと以下のポイントが獲得できます。
条件 | 獲得ポイント |
---|---|
入会後4ヶ月以内に150万円以上のカード決済 | 20,000ポイント獲得 |
入会後4ヶ月以内に300万円以上のカード決済 | 60,000ポイント獲得 |
入会後6ヶ月以内に500万円以上のカード決済 | 70,000ポイント獲得 |
対象加盟店利用で600万円以上のカード決済 | 入会後6ヶ月以内に150,000ポイント獲得 |
合計500万円のカード決済 | 50,000ポイント獲得 |
合計 | 350,000ポイント獲得 |
条件達成すると最大350,000ポイントも獲得できるので、ポイントをマイルに変えて航空券代を浮かすことが可能です。
新規入会するだけでこれだけのポイントが獲得できるのはかなりお得だといえます。