マリオットボンヴォイアメックスの夫婦2枚持ちはダメ！おすすめしない理由を解説

マリオットボンヴォイは、年会費49,500円(税込)の世界最大のホテルグループ、マリオット・インターナショナルの提携カードです。

マリオット系列のホテルに宿泊するとホテル優待サービスが受けられたり、マリオットポイントが多く貯まります。

夫婦でマリオットボンヴォイを2枚持つことで、カード入会時に貰えるポイントも2倍になったり、ポイントで宿泊可能なホテルが増えたりなどのメリットがあります。

また、一定額以上のカード利用で無料宿泊特典がもらえたり、エリート会員のランクがアップするという特典もあります。

ですが、カードの利用額が少ないとこれらのメリットを十分に得ることができません。

世間では夫婦で2枚持ちががおすすめと言われていますが、実際はやめたほうがいいといえます。

なぜやめた方がいいのか、その理由と、どうするべきかを以下で詳しく解説します。

マリオットボンヴォイアメックスの夫婦2枚持ちとは

まずは、そもそもマリオットボンヴォイを夫婦2枚持ちするメリットを整理しておきます。その後、2枚持ちをやめたほうがいい理由を深堀りしていきます。

2つのメリットについて以下で詳しく解説します。

無料宿泊特典を2泊分獲得できる

無料宿泊特典とは、マリオットボンヴォイカードの継続と、年間150万円のカード利用でマリオット系列ホテルの1泊2日の無料宿泊券がもらえます。

夫婦2人で条件達成すると、2泊3日のホテルステイを無料で楽しむことができます。

1泊50,000円以上するホテルもあるので、条件クリアするだけで年会費以上に元をとれるサービスを受けることができるので、マリオットホテルによく宿泊する方はメリットが大きいです。

4名まで上級会員のサービスが利用可能

マリオットボンヴォイは、カードを所有するだけでゴールドエリート会員になることができます。

通常ゴールドエリート会員は、マリオット系列のホテルに年間25泊以上の宿泊実績がないと獲得できない資格です。

ゴールドエリートで受けられるサービスは、部屋の無料アップグレードやレイトチェックアウト、ウェルカムギフトでポイントを受け取ることができます。

ホテル宿泊時、ゴールドエリート会員の優待は、本カード会員と同伴者1名のみ適用されます。

よって、子供1人の3人家族の場合、1人だけゴールドエリート会員の優待が適用されないことになります。

しかし、夫婦で本カード2枚持ちなら、子ども2人の4人家族の場合であっても、4人ともゴールドエリート会員のサービスを安心して受けることができます。

マリオットボンヴォイの入会を希望の方は、以下のフォームからお申し込みください。

マリオットボンヴォイアメックスの夫婦2枚持ちをおすすめしない理由

以下に当てはまる方は、カード発行しても損をする可能性が高く、マリオットボンヴォイの発行をおすすめしません。

マリオットボンヴォイの年会費は49,500円です。

夫婦2人で所有すると、年会費99,000円とかなり高額になります。

また、無料宿泊特典でもらえるポイントは50,000ポイントと、使い方によっては1泊5万円以上、10万円するホテルにも泊まることができますが、150万円の決済が難しい方にとってはメリットがないです。

2枚持ちをしたら、無料宿泊特典を獲得するのに300万円以上の決済が必要となります。

条件達成しないと無料宿泊特典がもらえないのなら、他のホテルに泊まった方が自由度が高いといえます。

ここ数年でプラチナやチタン、アンバサダー会員が増えたこともあり、上級会員を優先的に部屋のアップグレードがされ、ゴールドエリート会員になっても意味なかったという意見が多々あります。

特に混雑した土日祝はゴールドエリート会員ですと、優待サービスを受けるのは難しいといわれているので、カードを所有して後悔した方は多いです。

マリオットボンヴォイを所有してやめたいと思った人はどんな人なのか、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

夫婦2枚持ちならマリオットボンヴォイアメックスじゃなくセゾンプラチナアメックス

マリオットボンヴォイは、マリオット系列のホテルに頻繁に宿泊する方におすすめのカードです。

マリオットホテルに宿泊すればマリオットポイントも多く獲得でき、貯まったポイントはマイルに交換することができます。

ですが、旅行先でマリオットホテルがない場合もあるので、マリオットホテルがある場所を探さないといけなくなります。

そこでおすすめのカードが、セゾンプラチナアメックスです。

以下で詳しく解説します。

セゾンプラチナアメックス

セゾンプラチナアメックスは、年会費が22,000円(税込)とプラチナカードの中でも非常にコスパが良く、旅行に関する特典が多く付帯しています。

たとえば、セゾンプラチナアメックスにはプライオリティパスが付帯しており、最上位ランクでラウンジを無料で利用できます。

本カード会員以外に同伴者は4,400円かかりますが、夫婦で2枚持ちすれば無料で利用可能です。

プライオリティパスは、通常年会費469ドル(70,000円)かかるので、これだけで年会費を上回るほどのサービスとなっています。

また、旅行時に便利な手荷物配送無料サービスは、カード1枚につきスーツケースを1つしか配送できませんが、夫婦2枚持つことで2人分のスーツケースを無料で配送してくれるメリットもあります。

旅行に限らず、グルメ特典では2名でコースメニューを予約した場合、1名分のコース料理が無料になる特典があります。

夫婦で2枚所有すれば、4名で予約した場合、2名分のコース料理が無料になるので、4人家族で利用する場合とてもお得に食事を楽しむことができます。

マリオットボンヴォイには付帯していない、プライオリティパスやグルメ特典が充実しており、22,000円というコスパで総額160万以上のサービスを受けることができます。

夫婦2人で所有しても、44,000円というマリオットボンヴォイよりも遥かに安く持つことができるので、コスパよくプラチナカードを所有したい方におすすめのカードです。

セゾンプラチナアメックスとマリオットボンヴォイのサービスや特典内容の違いについて比較した記事もありますので、ぜひご覧ください。