改悪マリオットボンヴォイアメックスの代替は?おすすめカードを紹介

2025年8月5日にマリオットボンヴォイアメックスの仕様変更が発表され、「マリオットアメックスの価値が激減した…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

改悪って言われてるけど、具体的に何が変わったの?

これまで150万円の利用で得られていた無料宿泊特典が、プレミアムでは400万円、一般カードでも250万円の利用が必要に。

しかしさすがにこれは条件が厳しすぎます。

アネラ

私もマリオットプレミアムを持っていますが、解約する予定です。

PS:記事公開後に解約の電話をしたのですが、「多数のお電話をいただいており通常より時間がかかっております。」というアナウンスがありましたwつながるまで10分以上待たされました。
そりゃそうですよね…^^;

その後、電話がつながった担当者の方と話を進めていたのですが、

今回の改定では、大変反響をいただいておりまして、解約のお電話が連日多数ございます。長らくお待たせして申し訳ございません。

とのことでした。実際、解約する人が多いようです。

それに伴い、「代わりになるカードはないの?」「もっと現実的に特典がもらえる選択肢は?」という声が急増しています。

この記事では、マリオットアメックスの改悪内容をわかりやすく整理し、その乗り換えとなる注目カード「アメックス・ゴールドプリファード」と「ヒルトンアメックス(一般・プレミアム)」について徹底比較していきます。

目次

マリオットアメックスプレミアムが改悪?内容を比較

2025年8月5日に「マリオットボンヴォイアメックスプレミアム」は、大幅な内容変更が発表されました。

年会費や特典条件の見直しによって、従来の“高コスパ旅行カード”のイメージは大きく変わり、より高所得層向けのプレミアムカードとなりました。

以下では、改定前後の内容を「変わった点」「変わらない点」も含めて詳しく比較します。

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項目プレミアム改定前プレミアム改定後変化
券面大幅なデザイン変更
年会費49,500円(税込)82,500円(税込)大幅UP
家族カード
年会費
1枚目無料、2枚目以降24,750円1枚目無料、2枚目以降41,250円UP
無料宿泊特典の条件年間150万円利用で50,000P
(最大65,000P)
年間400万円利用で75,000P
(最大90,000P)
条件悪化
プラチナエリート付与条件年間500万円利用年間500万円利用条件悪化
継続ボーナス(宿泊実績)毎年15泊分毎年15泊分変更なし
基本ポイント還元100円=3P(還元率約3%)同様変更なし
マリオットホテル決済還元100円=6P(6%還元)同様変更なし
公共料金・税金の還元率1.5%0.5%大幅DOWN
空港ラウンジ国内13空港+ホノルル 同伴1名無料同様変更なし
海外旅行保険最高1億円(家族1,000万円)同様変更なし
手荷物宅配(帰国時)1個無料(家族カードOK)同様変更なし
ダイニング特典なしポケット・コンシェルジュ経由で20%還元(上限1万円)新設
アネラ

条件が厳しくなっただけでなく、年会費も上がってるのはちょっとつらいですね…

改定後のマリオットボンヴォイアメックスプレミアムは、年会費82,500円に見合う価値を最大化できる人でなければ、損をするリスクも高くなります。

以前のように「年150万円使えば元が取れる」という時代は終わり、今後は年間400〜500万円使う“本気の旅行派”向けカードとして位置付けられます。

マリオットアメックス(一般カード)が改悪?内容を比較

一般カード(マリオットボンヴォイアメックス)も、2025年8月5日にカードの内容変更が発表され、年会費・宿泊条件・還元率などが変更されます。

以下では、改定前後の内容を「変わった点」「変わらない点」も含めて詳しく比較します。

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項目一般カード改定前一般カード改定後変化
券面デザイン変更
年会費23,100円(税込)34,100円(税込)+11,000円のUP
家族カード1枚目無料/2枚目以降11,550円1枚目無料/2枚目以降17,050円UP
無料宿泊特典年間150万円利用で
1泊:50,000P上限
年間250万円利用で
1泊:50,000P上限
条件厳化
宿泊実績付与毎年5泊分変更なし据え置き
自動付帯ステータスシルバーエリートゴールドエリートアップグレード
マリオット利用時還元率100円=4P100円=5PUP
通常還元率100円=2P100円=2P
(対象外除く)
同程度
公共料金・税金還元率1.0%0.5%DOWN
海外旅行保険最高3,000万円変更なし据え置き
空港ラウンジ対象外対象外変更なし
ダイニング特典なし新設:ポケット・コンシェルジュ経由で20%還元
(半年最大5,000円)
新設
アネラ

一般カードも年会費が23,100円→34,100円に大幅値上げされていて、驚きですね…

年会費は約1.5倍に上がり、無料宿泊条件は「150万円→250万円」に変更。ライトユーザーにも影響が大きい改訂内容です。

とはいえ、「ゴールドエリート自動付与」や「還元率アップ」などアップグレードされた特典も一定あり、年1~2回の旅行利用で恩恵を感じる方には継続検討の余地があります。

マリオットボンヴォイアメックスの代替カードはこれ!

マリオットボンヴォイアメックスが改悪して、他のカードに切り替えたいと思う方は多いでしょう。

そこで代わりとなる選択肢としておすすめしたいのが

  • アメックス・ゴールド・プリファード
  • ヒルトンアメックス(一般カード)
  • ヒルトンアメックスプレミアム

の3枚です。

それぞれのカードを一覧表で比較し、あなたにとって最適な1枚を見つけていきましょう。

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アメックスゴールドプリファードヒルトンアメックス
(一般)
ヒルトンアメックスプレミアム改悪後のマリオットアメックスプレミアム
ヒルトンアメックスカード
年会費39,600円(税込)16,500円(税込)66,000円(税込)82,500円(税込)
無料宿泊条件年200万円利用で1泊年150万円利用で1泊継続で1泊無料
年間300万円以上の利用でもう1泊無料
年400万円利用で1泊
ホテル特典プリンスホテルゴールドメンバー(優先チェックイン・アウト、レイトチェックアウト)ヒルトンゴールド
(朝食無料・部屋UP)
・ヒルトンゴールド
(朝食無料・部屋UP)
年間200万円以上の利用でダイヤモンドステータス
マリオットゴールド(朝食・部屋UPなし)
ポイント自由度マイル交換・ホテル宿泊などで利用可ヒルトンポイントとして無料宿泊・レストランなど利用可ヒルトンポイントとして無料宿泊・レストランなど利用可ホテル宿泊・マイルなどに利用可
向いている人メタルカードの高級感や幅広く旅行での特別体験がほしい人朝食無料・アップグレードを実感したい人朝食無料・アップグレードを実感したい人
2泊無料宿泊がほしい人
ダイヤモンドステータスがほしい人
年400万以上決済できる人
キャンペーン詳細キャンペーン詳細キャンペーン詳細キャンペーン詳細
★選ぶポイント
  • 旅行も日常も活用したい ⇒ アメックス・ゴールド・プリファード
    無料宿泊、1万円分の旅行クレジット、プライオリティパスラウンジ無料、レストランコース1名無料と、旅行から日常まで網羅できる、今もっともバランスの取れた1枚。
  • 旅行で得を実感したい ⇒ ヒルトンアメックス(一般・プレミアム)
    ヒルトンホテルでの朝食無料・アップグレードなど、毎回の宿泊で“得した感”を得られる優秀カード。
  • マリオットにこだわる ⇒ 改悪後もマリオットアメックス
    年会費・条件が悪くなっても、年間決済額500万円以上使えてマリオット特化を貫くならアリ。
アネラ

「どれが一番お得?」ではなく、「自分の生活にフィットするかどうか」が大事ですね!

年会費と受け取れる価値のバランスを基準に考えると、マリオットよりも「アメックスゴールドプリファードか「ヒルトンアメックス(一般・プレミアム)」に軍配が上がります。

アメックスゴールドプリファードとマリオットの比較

アメックス・ゴールド・プリファードは、マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムよりも少ない負担で、同等以上の旅行メリットを得られるカードとして非常に注目されています。

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比較ポイントアメックスゴールドプリファードマリオットアメックスプレミアム
年会費39,600円(税込)82,500円(税込)
家族カード2枚まで無料
(3枚目以降19,800円)
1枚目無料
2枚目以降41,250円
無料宿泊特典年間200万円利用で1泊(35,000円相当)年間400万円利用で1泊(75,000P分)
旅行系ステータスSeibu Prince Global Rewards(プリンスホテル)ゴールド付帯ゴールドエリート
空港ラウンジ利用ありあり
空港スーツケース宅配海外旅行時
往復1個無料
帰国時のみ1個無料
ポイント還元100円=1P/対象店3倍
(上限10,000P)
Marriott 利用で100円=6P、公共料金は0.5%
ダイニング特典・レストランコース2名利用時に1名分無料
(ゴールド・ダイニング by 招待日和)
・ダイニング20%還元
(半年最大10,000円)
ダイニング20%還元
(年間最大10,000円)
キャンペーン詳細キャンペーン詳細

比較すると、年会費が半額以下でありながら、無料宿泊特典やゴールドステータス、ラウンジ利用など旅行系ベネフィットは十分に備えています。

さらに、ゴールド・ダイニング by 招待日和のレストラン利用時にコース1名分無料は、家族や友人の誕生日に使えたり、日常生活でも活躍する便利な特典です。

旅行・ホテルに重点を置きつつ、必要な負担は最小限に抑えたい方にはアメックスゴールドプリファードが非常に現実的な選択肢です。

アネラ

マリオットカードより年会費半分で、同等かそれ以上のメリットがあると感じたら…切り替えアリですね!

さらに、メタルカード仕様でステータス感も優れており、無料宿泊が年200万円利用という現実的な条件で得られる点は、マリオットにこだわらず旅行ベネフィットを柔軟に使いたい方にとって、非常にバランスの良い1枚となります。

アネラ

今アメックスゴールドプリファードを申し込めば、新規入会特典で大量のポイントを獲得できるチャンスです!

現在公式サイトで開催されているキャンペーンは、最大65,000ポイント得られるというものです。

条件クリアで大量のポイントが獲得できるので、作らないほうが損だといえます。

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より詳しくアメックスゴールドプリファードの特典やメリットについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

ヒルトンアメックスとマリオットの比較

ヒルトンアメックス(一般カード)は、マリオットアメックス・プレミアムと比較しても「負担が少なく、確実に体感できるホテル特典」が豊富なカードとして高評価されています。

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比較項目ヒルトンアメックス
(一般カード)
ヒルトンアメックスプレミアムマリオットアメックスプレミアム
ヒルトンアメックスカード
年会費16,500円(税込)66,000円(税込)82,500円(税込)
ホテルステータスゴールドステータス自動付与ゴールドステータス自動付与
年間200万円以上の利用で「ダイヤモンドステータス」獲得
ゴールドエリート自動付与
年間500万円以上の利用でプラチナエリート獲得
無料宿泊特典年150万円利用で1泊継続で1泊無料
年間300万円以上の利用でもう1泊無料
年400万円利用で1泊
朝食&アップグレードゴールド特典で朝食無料
アップグレードあり
ゴールド特典で朝食無料
アップグレードあり

ダイヤモンドステータスならスイートルームもアップグレード対象
ゴールド特典に朝食なし
アップグレードあり

プラチナエリートならスイートルームもアップグレード対象
ポイント還元2%/ヒルトン利用時3%3%/ヒルトン利用時7%Marriott利用で6%、公共料金は0.5%
旅行保険(海外/国内)最大3,000万円(利用付帯)
最大2,000万円(利用付帯)
最大1億円(利用付帯)
最大5000円(利用付帯)
最大1億円(利用付帯)
最大5,000万円(利用付帯)
ダイニング特典なしなしポケット・コンシェルジュ経由で20%還元あり
キャンペーン詳細キャンペーン詳細キャンペーン詳細

この比較からわかるのは、ヒルトンアメックス(一般)は年会費が圧倒的に安く、それでいてヒルトンゴールドステータスの特典をしっかり受け取れる「体感型カード」であることです。

ヒルトンアメックスプレミアムも、マリオットプレミアムより年会費が安いのに特典が充実していて、無料宿泊やダイヤモンドステータス獲得のための条件がゆるいため、ホテルライフを楽しむならヒルトンのほうがおすすめです。

アネラ

ステータス狙いなら、決済額200万でダイヤモンドがもらえるヒルトンプレミアムのほうがいいですよ。

以下は、無料宿泊特典を使って「コンラッド東京コーナースイート」へ実際に宿泊した記事です。ヒルトンアメックスプレミアムをたくさん利用すると、このような体験も夢ではありません。

1泊10万円相当の素敵体験が2泊も狙えるなんて、かなり狙い目のクレジットカードだと思います。

ステータスも宿泊も、支出は3万円以内で

年会費わずか16,500円で、ヒルトンゴールドの資格(朝食無料や部屋アップグレード含む)を“申し込みだけで”得られるのは、間違いなく高コスパです。

無料宿泊特典の条件も年150万円と“無理のない範囲”。一方、マリオットカードでは年400万円利用しなければ得られない特典です。

ヒルトンプレミアムは年会費が66,000円と高額にはなりますが、改悪後のマリオットプレミアムよりも安く条件もいいです。

「実際に得した」と感じやすい体験ができる人向け

ポイント還元や無料宿泊よりも、朝食無料やアップグレードのように「その場で得した感」を感じたい人には、ヒルトンアメックスが向いています。

アネラ

せっかく旅行するなら、朝食無料や部屋アップグレードで「直接うれしい体験」が欲しいですよね。

マリオットアメックスが「ポイントの貯め方」で重視されるのに対し、ヒルトンアメックスは「行くたびに感じる特典の充実度」で支持されています。

そんなヒルトンアメックスは現在新規入会キャンペーン中で、今なら最大で60,000ポイントもらえます。

さらに、合計150万円以上のカード利用と継続で、入会ポイントとは別にウィークエンド無料宿泊を1泊分の特典もあります。

ヒルトンアメックスプレミアムの新規入会キャンペーンなら、39,000ポイントもらえます。

さらに、合計300万円以上のカード利用と継続で、入会ポイントとは別にウィークエンド無料宿泊を追加でもう1泊分もらえる特典(=継続分の1泊と合わせて合計2泊分)もあります。

年間300万円以上決済できるなら、ヒルトンプレミアムのほうが効率よくもとを取れます。

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より詳しくヒルトンアメックスの特典やメリットについて知りたい方は、以下の記事をご覧ください。

マリオットボンヴォイアメックスに関するよくある質問

マリオットボンヴォイアメックスに関するよくある質問をまとめてみました。

マリオットアメックス改悪後も継続するべきですか?

400万円利用で無料宿泊など、特典のハードルがかなり上がったため、多くのユーザーには乗り換えを検討する価値があります。マリオットホテルのヘビーユーザー以外は他カードが現実的です。

無料宿泊の条件はどう変わりましたか?

マリオットアメックス・プレミアムは、150万円→400万円利用に大幅引き上げされ、一般カードでも250万円が必要となり、以前よりかなり厳しくなりました。

現在プラチナエリートですが、解約したらステータスはどうなりますか?

カードを解約しても、付与されてから12ヶ月間はステータスは保有したままなので安心してください。

ポイントの使いやすさで選ぶならどのカードですか?

アメックスゴールドプリファードが最も柔軟で、マイル・ホテル・Amazonギフトなど15以上の移行先があり、使い道に困ることはありません。

年間どれくらい使う予定かで、選ぶカードは変わりますか?

年間どれくらい使う予定かで、選ぶカードは変わります。

200万円前後ならゴールド・プリファード、150万円以下ならヒルトンアメックス(一般)が妥当です。300万円以上使うならヒルトンプレミアムがおすすめです。

ヒルトンホテルにあまり泊まらない人でもヒルトンカードを持つ意味ありますか?

あります。ゴールド付帯で朝食や部屋アップグレードがあるので、1〜2回の宿泊でも年会費分の価値が返ってきます。普段泊まらない方こそ、ヒルトンに宿泊する体験をゲットできるのは貴重な機会だと思います。

プレミアムと一般カード、年会費差ほどの違いはありますか?

マリオットカードの場合、プレミアムの方が還元率や特典は高いですが、費用対効果が見合わないケースも多く、一般カードや他ブランドへの見直しが有効です。

複数枚持ちもアリですか?使い分けるならどうすればいですか?

複数持ちもアリです。アメックスゴールド・リファードで旅行・マイル用、ヒルトンアメックスでホテル宿泊時の特典活用という形で使い分けるのも効率的です。

まとめ:マリオットアメックスからの乗り換えは今がチャンス!

この記事では、マリオットアメックス(プレミアム・一般)の改悪内容を整理し、乗り換え先として注目される「アメックス・ゴールド・プリファード」と「ヒルトンアメックス(一般・プレミアム)」を比較しました。

もし今、「年会費が見合わなくなった」「もっと使いやすいカードが欲しい」と感じているなら、今が見直し・切り替えの絶好のタイミングです。

あなたのライフスタイルに合った最強の1枚を、ぜひこの記事を参考に見つけてください。

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